200時間以上エージング後しばらく聴き込んでからのレビューです... ▼続きを見る200時間以上エージング後しばらく聴き込んでからのレビューです。
接続機器はDELA N1Aで出口にはSR-X9000を使用します。
音の変化としてまず感じるのが全体的に音が前へ出てきます。中低音域を中心に力強さが増し、音のレンジが全体的に少し低域へシフトし尚且つ音色が引き締まります。この手の音の変化をする製品は大抵音が全体的に曇ったりすることが経験上多いのですがそれは感じません。私としては音色が引き締まるような変化がとても気に入っております。
DELAにはSE2-USB,SE1-USB,UT40でUSB端子を全て埋めた状態で且つ電源ケーブルには7N-PC9900を使用している中での変化ですので本製品の物量を考えれば驚きの変化と言っていいかもしれません。
しかしながら気になる点もあります。音のレンジが低域にシフトした影響か音の抜けが悪くなるように感じ且つ音場が若干狭くなったように感じます。また、低域の力強さが増したからか低音の若干のブレが気になります。
ここまでがNLT2-LE Vishay単体の評価ですが、高音域含め気になった点はとりあえずSE1-BPを直列に繋ぐことで解消されます。高音が苦手な方以外は何かしら仮想アースも接続することをオススメします。 ▲閉じる |